カリフォルニアの秋の味覚、収穫体験

みなさん、こんにちは。アースンアス管理人の古澤さと子です。

ブログの更新はずいぶんご無沙汰していましたが、元気に楽しくカリフォルニアの暮らしを満喫しています。

四季の変化は日本ほどないカリフォルニアですが、それでも全くないわけではなく、日本のように「これは秋の味覚だなぁ」と思わせる、秋にしかマーケットに並ばない農作物もちらほらあります。

その代表格が柿(Persimmons)。

そんな柿がシーズンを迎えたということで、先日、友人と近所の柿農園へ、柿狩りに行ってきました。

バケツやハサミは自分達で持ってくるようにと言われて、準備万端で出かけたのですが、実際に柿を取ることになったら自分があまりに柿について知らなかったことに気づいて愕然としてしまいました。

たわわになるたくさんの柿の実…でも一体どういう状態のものが取り頃かがまったくわからないのです。

これまで何度も食べてきた柿なのに、スーパーに並ぶものではなく自然の中で実るものを見た途端、まるで馴染みのないものに見えました。

どれだけ都会っ子なんだ、と自分にがっかりです。

見よう見まねで柿狩りに取り掛かった私に、農園の奥様が寄ってきてくださり、どういう状態のを取るといいか、取る時に何を気をつければいいかを教えてくださいました。

いやはや、アラフィフにしてもまだ初体験はたくさん。でも、体験はものすごくいい学びの機会でもありますね。

収穫した柿はお世話になっている人たちにお裾分けしました。

柿をたんまり取った後は、一緒に行った友人の手入れしている土地に立ち寄ってのんびりしました。

友人の土地にはマカデミアナッツがたくさんあって、すでに収穫して乾燥させたものを割ってナッツを取り出す作業をさせてもらいました。

マカデミアナッツの実

お恥ずかしい話、私はマカデミアナッツがどんなふうになるものか、こんなにまじまじと観察したことはなかったですし、一つのナッツを取り出すのにどれだけの労力がかかっているかなど想像したことがありませんでした。

乾燥したナッツを割って中身を取り出す作業は、遊びとしてやる分にはすごく楽しいんですけど、力加減を間違えるとナッツが砕けてしまうから、商品として売りたい場合は、相当に気を遣う必要があります。

ナッツを割る道具

きっと大量のナッツを砕く工業的な機械があるのだとは思いますが、形も大きさも固さもバラバラのナッツを均一に砕くことはできないでしょう。となると機械の規格に合わなかったナッツはゴミに行くのかしら…?などとこれまで考えたこともなかった分野のことにまで意識がいくようになりました。

ナッツ割りに没頭する私

幼い頃、「農家の人がどんな苦労してお米を作ったか。感謝して食べなさい」と何度も言われたことも思い出しました。

言われると、子どもながらに一所懸命、想像して感謝はするのですが、やっぱり見たことがないこと、体験したことがないことを想像するのは難しいんですよね。

いや、想像はできるのですが、体感覚を伴うような想像はできないから、想像したら自然と感謝の念が湧いてくるってことがまずないんです。

こういうのを食育というのかもしれませんが、自分が普段食べているものが作られている場、収穫される場というのを一回体験するのは、「食べ物を大切に」と100回言われるよりもずっと強いパワーがあるなぁと改めて思いました。

友人の土地では、いちじくを木から取ってその場でかぶりついたり、貴重な体験をさせてもらいました。

もぎたての生いちじくを食べたのも初体験でした

日本も、梨、ぶどう、栗、りんごと秋の味覚狩りを体験できる機会があります。お子さんを連れて行くのももちろんですが、すっかり感性が鈍り、地球や自然とのつながりの感覚が乏しくなりがちな大人にこそ味覚狩りのような体験機会が必要かも、そんなふうに思った一日でした。

我が家には立派な裏庭があるのに野放しになっているので、もうちょっと手入れして自分の庭で収穫したものを食べたいなぁという夢も出てきましたよ。

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